2016.08.27
新刊「 性を書く女たち: インタビューと特選小説ガイド」が発売されました!
すっかりご無沙汰してしまいました。
仕事部屋エアコンが壊れているので、最近の仕事はもっぱらリビング&ノートPC。イラストを描くには涼しい日を選んで……という効率の悪い政策環境で過ごしていたため、うっかりブログからも遠ざかっていました。
気づけばそろそろ夏も終わり。今年の夏は、嬉しい出来事がひとつできました。
「性を書く女たち: インタビューと特選小説ガイド」
私にとって2冊目となる著書が発売されました。
前編は、性を題材にした小説を書いている女流作家さん+αの方々のインタビューを収録。
後編は、私がチョイスしたオススメ官能小説を60作紹介しています。
官能小説の装画や表紙を描くようになってから15年。いや、16年?
数え切れない本数の官能小説と触れた中で、ふと「女性が官能小説を書くって色んな意味でハードルが高いと思うのに、どうして彼女たちは敢えて官能を書くんだんろう?」知りたい! と思い立ったのがインタビューをすることになったきっかけ。
たぶん彼女たちのインタビューを読むと、「ほう、だから彼女たちは性を書くんだな」と感じていただけると思います。
ちなみに黒一点で草凪優さんのインタビューも収録。
これはただのファン心理です。趣味です。優さんに会いたかっただけです。
もうひとつ嬉しい出来事!
私が主宰している官能小説イベント「蜜談」の、第2回目蜜談賞を受賞しました佳那伊織さんが
「特選小説」でデビューしたんです!
私もイラストを描かせていただきました。
佳那さんのデビュー作に装画を描かせていただけるなんて幸せ!
そしてなにより「蜜談」からひとりの作家が誕生したということは、本当に本当に嬉しい。
佳那さん、これからも応援してます!
情けないことに今年の上半期は開店休業状態だったのですが、温めていた企画が始動することになったり、いつもの企画も動き始めたりと、下半期は慌ただしくなりそうでホッとしています。
お金が入ったら仕事部屋用の新しいエアコンを買おう!
本日のみのチロ。
夏空と兄妹。
お金が入ったら、君たちには馬肉を買うよ!